その人は流れのほとりに植えられた木。                                                    ときが巡り来れば実を結び
葉もしおれることがない。                                                          その人のすることはすべて、繁栄をもたらす。                                                (詩編1編3節)

「流れのほとりに植えられた木」。ため池の水のように底の浅い水ではなく、豊かな水をたたえて流れる川の流れ。                  その流れのほとりに植えられた木は、つねにたっぷりとした、豊かな水を吸い上げることができる。それゆえ渇くこともしおれることもなく、豊かな実りを実らせ続けるのです。

この流れは(自然の川というのではなく)人工の灌漑(かんがい)用水の可能性があるそうです。そこに、わざわざ移しかえられた木です。       そうであるなら、これは神さまの恵みのみわざです。涸(か)れ果てた地に神さまが水の流れをつくり、そのそばに人を植えてくださったのです。       「流れのほとりに植えられた木」。それは命の神につながって生きる人です。その人は永遠に渇くことがありません。神さまの命のうるおいの中に生かされ続けます。栓をひねれば、命の水をあふれるほどに受けることができる。雨が降り注ぐように。

そのような人こそ、幸せな人です。あなたも、この幸せに招かれています。どうか聖書を手に取って、神さまと出会ってくださるよう。